私たちの今後の対策

時代と共に変化する仕事の在り方、人々の生活の意識の変化や移動についての考え方に対して、私たち和僑ホールディングスは新しいスタンダードを創ることを目的とした様々な社会実験を行います。

①営業時間縛りの撤廃
社会の在り方が大きく変わる1つとして、私たちは勤務体系や就業時間、食事・就寝時間の変化を挙げています。我々のような居酒屋を中心とした「お酒を出す業態」は、平時は企業の終業時間、または交通インフラの運行時間に合わせて営業していました。
ですがこれからの時代の就業体系、また勤務時間は「従来とは相当変化する」と仮定して、人間が活動する朝5時~20時(最長21時)までの間で、グループ各ブランドの営業時間を「従来の常識の枠を超えて」順次改正することとします。

②三密回避への多角的なアプローチ
これからの数年、三密回避は戦略構築の基本となることを仮定して、様々な角度から「三密」の新しい手法や定義を提唱して参ります。
私たちは今まで飲食業の生産性を上げるために、いかにたくさんのお客様を効率よくおもてなしするか、という技術を磨いて参りましたが、営業時間を広く長く延ばすことで、時間当たりのお客様の店内密度を下げる方向を模索して参ります。
来店ベースが基本の我々の業態は、実際に来店してからしか「密」の状態を把握できないので、外食産業における「蜜の見える化」に挑戦して参ります。
時間当たりのお客様の入店数を意図的に制限させて頂くことを表明することや、店内飲食だけではない様々な販売チャンネルを創ること、また日本初の最少人数対応型の会員制ケータリングサービスなどを行うと共に、様々な他社・他業種・異業種との協業を加速して参ります。

③生活インフラの使命を帯びたハイブリッド業態へと深化
誤解を恐れずに言えば、我々はいつ消えても社会にはあまり影響のない業態だといえるかも知れません。それは圧倒的なファンを作ることによって我々の業態は支えられてきたという側面があるからです。とんがって、こだわることによって特色や個性を出すことが我々のかつての美意識でした。
そこから社会になくてはならない、代替えの効かない産業としてどうあるべきか、という哲学から、生活インフラとしての機能を強化した業態開発の実験を致します。
シェアブランド戦略を筆頭に、我々のラボの機能をフル活用した業態の深化も目指して参ります。

各項目、各ブランド共に、順次発表して参ります。例えどのような時代が訪れようとも、私たちはこの困難に一歩も退くことなく、時流独創の志で邁進して参ります。今後とも弊社グループをよろしくお願い申し上げます。

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